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さあ2日目!
ということで、はりきって朝早くから出発したのですが。
使えると思っていた練習棟は使えず、
せっかく早く来たのに、時間を持て余すことになってしまいました…。
そしてこの日は、クラス分けのテストの発表ということで。
私のクラスは…ちょうど中間という感じなところでした…。
聴音の私のクラスの先生は…
なんと、あの「楽典」の本で知られる 石桁真礼生氏の息子さん!
(このことは、後日のん先生とお話したときに判明しました笑)
苗字が一緒だから、もしかして親族?とか思ってたのですが…
まさかご子息だったとは…
石桁先生はかーなーりお優しい先生でしたね。
「これぐらい出来なくちゃだめなんだ!」というより、
「弱点をより補っていきましょう」っていう感じで。
みな先生は「甘い!」と仰っていました(笑)。まあ、確かに…。
優しいのはいいけど、音大受験という話になると
甘いのはどうかな~~…とも思います。
でも授業自体は、とっても面白くて、お茶目な先生でいらっしゃいました。
楽典の授業では。
やっていた内容は、どれも基礎的なものだったのですが。
先生の仰っていたことは、まあやっぱり厳しい感じで。
「こんなこと言うのってバカらしいとは思うんだけど、
これぐらい出来なくちゃ本当に、大学入ったあとに困るんだからね?」
女性の先生で。まあ、言ってることはその通りですよね。
どうやら音大では、入学している時点で
基礎的な知識と能力はあるものとみなして、授業を進めていくようなので。
今のうちにしっかりやっとかないと!
授業のとき、お隣になった子とお友達になれました♪
どうやらその子は3年生みたい…。
夏期講習が終わった次の日から、AO入試は始まるという話になって
ちょっとビビりました(笑)
私は来年、そういう状況になるんだ…
授業が終わって、お昼ご飯を食べたあとは
校舎「シティ」で、先生方と在学生による特別講座がありました♪
講座といっても、実際に指導を受けられるわけじゃなく、
プロの演奏を聞くミニコンサートって感じでした。
初日目から思ってたんだけど、やっぱり弦楽器って少ない…ORZ
だからお仲間がいなくて寂しかったんだけど、
偶々、客席で座っていたらヴァイオリンケースを背負った子が近づいてきて
「隣、いい?」って声をかけてきてくれました!!!
(他に、もう席が空いてなかったからだと思うけど笑)
いや、逆に席が空いてなくてよかったー。その子と隣になれてよかったー。
講座が始まるでは、ヴァイオリンの話で盛り上がりました♪
教えていただいている先生のこととか、
今やってる曲とかエチュードの進み具合とか…。
やっぱりみんな、私よりすごいの弾いてました☆
その子、曲はメンコン。エチュードはローデらしく…。
しかもその子の先生は芸大の先生らしく…。
(なんでそんな子が洗足にいるんだーーーー!?)
とか思ったんですけど。
彼女の話を聞いていると、どうやら色々と問題があるらしく。
私は本当に幸運に、のん先生に出会えて。
悩み事とか、人生相談とか(笑)、レッスン方針とか。
色んなことを話せる仲だけど。
のん先生から話を色々と聞かされている私にとって、
その子の先生について、疑問や不思議に思うことが色々とあって。
とりあえず、私が知ってる音大情報とかは提供して。
なんだかんだ、音大ってのは決して単純な世界でもないし。
色んな事情があるんだということ、その子に教えてあげました。
それから、特別講座の始まり始まり♪
講師は、小林すぎ野先生によるバイオリン演奏。
在学生による、フォーレの弦楽四重奏。
(そしてその在学生の中に、チェロのなみ先生いらっしゃったんですよ!!)
あと名前を忘れちゃったんですが(ひどい)、
超すごいキャリアを持つ先生のピアノ演奏。
ヴィタリのシャコンヌ、メンデルスゾーンの歌の翼に、素晴らしかったですよ!
特にシャコンヌは泣けました。
あと、バッハ、シューマンも聴きました。
演奏が終わったあと、なみ先生とお話出来ました!
じつは先日にメールで、「夏期講習行くので、お会いできたらよろくしです♪」
とお知せしてました。
先生も、「夏期講習来るって言うから、すっごく探したんだよ!」って言ってくださって。
しかも、なみ先生。
この日の翌日から、長野の音楽祭に参加すべく、洗足を出発するそうで…。
す、すごい…。この時の演奏した4年生のなかで、1人だけ3年生でしたもんね…。
かっこいい!いーなー音楽祭。私も行きたかった(笑)。
そして2日目最後の、山。
実際の、音大教授による、レッスン。
かなり緊張しました。えぇ、手が震えましたとも。
直前まで楽譜読んでたんですけど、
なんかレッスン始まった途端ふっとんじゃって(笑)
しかも、なんていうか。
のん先生のご紹介で、教えていただいた先生。
とても素敵な先生で。
それに(講習生だから、こんなに優しいんだろうな)って思うぐらい優しかった。
自分が予想していたのより、はるかに優しかったんです。
もっとこう、ビシビシ言われるのか思っていたら。
(もちろん、甘くはないんです。厳しいんですけど)
たった、一言。笑顔で。
「あなたはまだだけれど、私たちはプロだから。
そういう世界じゃ誤魔化せないのよ」
っていう言葉が。
ザクっ というより ジワジワ~~ って染み込んできて。
まぁ、いかに自分が、甘えている演奏していたか。
その一言で(あぁ、全部見透かされてるんだ)って悟りました(笑)。
全部見透かされてるなら、もういいや☆
と思って、そこからは開き直りました。でも逆に良かったと思います。
先生も私に合わせて、レッスンをして下さいました。すみません…先生…。
先生、かっこよかったですよーーーー!!!
なんかもう、バイオリン持っただけで格好良かった。
ヴァイオリンがもう体の一部になってるって感じ。
弾いても格好良いし。
惚れました(笑)
先生、素敵すぎです。
え?のん先生には惚れてないのか、ですって?
いやいや、先生には惚れる惚れない以前に。
もう運命の出会いなんですよ。出会うことは必然だったんです。
惚れようが惚れまいが。
私がバイオリンをやっている以上、きっとどこか出会う運命だったんですよ。
カールフレッシュのD mollのスケールとアルペジオ。
クロイツェルのNo.16
そしてヴュータンの第4番 D moll。
つくづく自分の弾けなさに気付いたけど、それ以上に感じたものも多かったです。
そんな2日目でした♪